娘が中学校の合唱コンクールでピアノ伴奏をすることになりました。
年中(4歳)からマイペースにピアノを続けてきた娘。
合唱コンクールのピアノ伴奏は、娘がずっとやってみたいと言っていた目標の一つだったので、親としてもとてもうれしかったです。
娘はピアノ発表会で人前で弾くことは何度も経験していますが、ピアノ伴奏となると全く別物なんですって!!
合唱は歌声が主役!!
みんなが気持ちよく歌えるように、引き立て役として精いっぱい最高の演奏をする。それが伴奏者です。
ちゃんと指揮者に合わせられるのか?ミスして止まってしまわないか?など、本人より私の方が不安になってしまいました!
というわけで今回は、合唱コンクールの
というあなたと保護者の方向けに、娘から聞いた体験談を交えて解説していきます。
学校・先生により、全く違う環境となる可能性もありますが、一つの例として参考にしてみてくださいね!!
娘のゆるゆるピアノ歴は8年!
マイペースに続けています♪♪
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【合唱コンクールピアノ伴奏】オーディション
オーディション開催まで
合唱コンクールは10月下旬。
ピアノ伴奏のオーディション通知があったのは6月でオーディション本番は7月。
立候補というかたちの強制オーディション…ピアノを習っている、もしくは習っていた子は強制的にオーディションに参加させられたようです。
娘はやる気満々でしたが、あまり乗り気じゃない子もいたみたい。
それでもオーディション参加人数は1クラスにつき3名~4名。ピアノ弾ける子は、均等にクラス分けされているんだなぁと実感。
練習のポイント
オーデション前に学校から提示された練習のポイントはこちら!
オーディションでは曲の一部を指定されて練習をします。(今回はサビの部分でした)
ミスせずに弾くのが一番ですが、ミスしてしまったときに止まらず弾き続けられるかというのは最重要項目ですよね。みんなの合唱を止めるわけにはいきません!!
テンポに関しては、指揮者に合わせながら弾くことを意識して練習しなくてはいけないですよね。
試しに横で私が指揮をしてみましたが、こちらを見る余裕はナシ!
結局メトロノーム使って練習していました。
曲に合った表現…楽譜の記号を理解し、テンポや強弱に気を付けて曲に合わせたイメージに表現すること。正直オーディションの段階ではそこまで意識してできなかったようです。
練習期間が2週間しかなかったので、とにかく間違えずに弾けるようにひたすら練習するしかない!
(練習時間は20分~30分。中学生は忙しい…)
なんとか指定されたところは弾ける状態でオーディション日を迎えることができました。
オーディションの様子
審査をするのは音楽の先生・学年主任・担任。
オーディションを受けるメンバーもそれぞれの演奏を聞きあうかたちでした。
ものすごい緊張感だったそうです。
「手の震えが止まらなかった!!間違えちゃったけど、止まらずに弾けた!怖かった!」
これが娘の感想です。
他の子も同じように緊張し、ミスしてしまっていたようです。
緊張しますよね…オーディションの雰囲気までは自宅で再現できないですから!
ライバルではあるけど、友達と励ましあって少しでもリラックスした状態で弾けたらいいですよね。
(とても会話できる雰囲気ではなかったらしい。)
オーディションの合否発表
合唱コンクールピアノ伴奏オーディションの合否発表は夏休み前、終業式の日でした。
オーディションを受けたメンバー全員がが別室に呼び出されることに。これがまた、オーディションの時と同じように張り詰めた空気だったようです。
娘が選ばれても「おめでとう!!がんばってね!!」みたいな雰囲気じゃなくて気まずかったと。
そのため娘もどう反応していいか困ったようです。
毎回こんな雰囲気になるから終業式の日に発表するんでしょうか??
【合唱コンクールピアノ伴奏】ピアノ教室の先生からのアドバイス3つ
ピアノ教室の先生から常に言われていたアドバイスはコチラ!
●とにかく姿勢よく、礼もしっかり!
どんなに演奏が素晴らしくても姿勢が悪いと台無し!伴奏者は姿勢が全て!
たしかに姿勢よく背筋を伸ばして弾いた方が上手に弾ける気がする!
娘は姿勢があまりよくないので、レッスンのたびに注意されていました。
●どこからでも弾き始められるようにしておくこと!
伴奏中に止まってしまうことは許されません。間違えてしまってもすぐに切り替えられるように練習が必要。
たとえ暗譜しても必ず楽譜は本番にもっていき、間違えても焦らないようにする。
●鍵盤に集中しすぎないこと!
指揮者や楽譜を見る余裕をもつこと。
ある程度弾けるようになってからは娘も鍵盤からなるべく目を離して練習していました。
【合唱コンクールピアノ伴奏】夏休みの自主練習
夏休み後の練習からちゃんと弾けるようになっていないと!!ということで、練習は通常の倍くらいできるように娘と決めました。
と言っても、娘は普段20分程しか練習しないので…二倍になっても40分。午前と午後20分ずつというルールに決定!
私も横で歌ったり、指揮してみたり…練習には時々付き合いました。邪魔しない程度に…
娘のクラスの伴奏曲は難易度が低かった(ラッキー!)ということもあり、思ったより順調に弾けるようになりました!
【合唱コンクールピアノ伴奏】夏休み後の学校練習
9月(本番まで2か月)
学校での練習で毎回弾くかと思いきや、音楽の時間で1回弾くだけ。
しかもフル演奏することはほとんどなく、1番だけ、2番だけ、など。
一度も弾かずにに歌うだけの日もあったようです。(なぜ???そんなもんなの?)
よくよく娘の話を聞いてみると、どうやら先生たちは夏休み中に完璧に弾けるようになっていることは想定していなかったようです。(いやいや夏休みに猛特訓してきてと言われたから頑張ったのに!どういうことだ!?笑)
いきなり伴奏すべてを弾かせるのは負担になるから??歌うことも大事だから??
とにかくほとんど弾かせてもらえず不安になっていました。
10月(本番まで1か月)
本番まで残り1か月くらいになってから、やっと弾かせてもらえる時間が少しずつ増え、練習が本格化してきました。
学活や放課後、先生不在で練習することも!!
学校のピアノで個人練習する時間も何度かもらえたようです。
学校練習中の伴奏者あるある
●クラスメイトから、練習しないで弾けるものだと思われている
●全体練習が始まる前に試し弾きしているとクラスメイトが鍵盤触ってきて邪魔される
●練習中ミスタップすると歌ってるクラスメイトの視線が一気に集まって気まずい
伴奏者の努力はなかなかみんなに伝わっていない!!!
すごくがんばって練習してるんだぞ~!!!って大声で言いたくなりますね。
【合唱コンクールピアノ伴奏】いよいよ本番!
いよいよ本番の日です。
ここまで練習をがんばってきた娘に余計なことは言えない!私の不安感が伝わってはいけない!!と思い、「大丈夫大丈夫!がんばって!リラックス!」と見送りました。声が上ずっていたかもしれません…笑
合唱コンクールが始まると一気に緊張感が増してきます。
他の伴奏者の保護者さんはどうなんでしょう?私は「ドキドキ」と頭の中で大音量で再生されてるように緊張しました。私が緊張したって意味ないのはわかってるんですよ!
結果、娘は堂々と完璧に弾くことができました!!!
もう感動しかないです。
きれいな歌声とハーモニー、指揮者の表現力と娘のピアノ伴奏、クラスみんなで頑張ってきたんだなってことがすごく伝わってきました。
練習頑張ってきてよかった。ピアノを続けてきてよかった。娘、頑張りました!
【合唱コンクールのピアノ伴奏者に選ばれたら!】さいごに。
今回は娘が合唱コンクールの伴奏者に選ばれた体験談をまとめました。
伴奏者募集、オーディション、合否発表、夏休みの猛特訓、学校練習、本番という4ヶ月の流れでしたが、振り返ってみるとあっという間でした。私は応援していただけですからね!
娘には長く感じたようです。
娘に「来年も伴奏者やりたい?」と聞いたら即答で「やりたい!!」と答えました。
練習は大変だったけど、学校でのイベントで自分の特技を活かせるのは自信にもなるし、本当にいい経験になったんじゃないかな。クラスのみんなとも距離が縮んだような気がする!
とても素敵な思い出になりました。
この記事が、合唱コンクールの伴奏者になりたい!伴奏をやることになった!というあなたの参考になったらうれしいです。
ゆる~く、楽しくマイペースにピアノを続けてきた娘でもやりきったので、大丈夫!!!
私も娘も応援しています!!!
今年も伴奏者になり、無事合唱コンクールが終わりました。
去年より難しい曲で練習が大変でしたがなんとか間に合いました!
伴奏者に決まってから本番までってドラマ化できる気がする…
だんだん曲の難易度があがるなら来年は辞退したいかも…
選ばれたらがんばるしかないぞ!